現代社会においては答えが１つではない複雑な課題を、他者と協力しながら解決していく能力が不可欠になります。このような社会を見据え法政大学第二中・高等学校では、全教科にわたる幅広い教養を身に付けつつ、さらに、知識を獲得するにとどまらず、知識を用いて「自ら論理的に思考し、他者に表現することができる力」の育成を目指しています。具体的にどんな授業が行われているのか、今回はある日の中学生の英語科（OC）の授業を見てみましょう。
Q.今日の英語科（OC）の授業では、どんなことに取り組んでいますか?
英語科では、生徒が英語学習に主体的・能動的に取り組み、「読む」「書く」「聞く」「話す」という4技術を総合的にバランス良く伸ばすことを目指しています。
特に「聞く」「話す」という音声面に関わる学習として、毎週１時間少人数クラス（1,2年生は約14名、3年生は約18名）で「コミュニケーション」というNative Speakerの先生による授業を行っています。
この授業では主に、オリジナルのテキストを用いてSkitやSpeechなどさまざまな場面設定を通しての会話練習を行っています。生徒一人ひとりがNativeの先生の指導を受けながら英語を話す機会を持つことで、英語で話すことをためらわずに発信できることを目指しています。
Q.英語科では、このような取り組みをもとにして、どのような力を身に着けてほしいですか?
中学英語科では、この「コミュニケーション」の授業だけでなく他の英語の授業でも、ペアワークやグループワーク、スピーチ原稿作成と発表、音読テストや暗唱テスト、視聴覚教材やICT環境を活用した授業、など生徒が主体的・能動的に英語を学習し「聞く」「話す」力を伸ばすための様々な取り組みを行っています。
中学3年間で総合的な英語の基礎を身に着けて、自ら英語を発信する力を身に着けてほしいと思います。
いかがでしたか? 法政大学第二中・高等学校ではこのほかにも様々な工夫がこらされた授業が行われています。今後もいろいろな授業について紹介していきたいと思います。
※授業における取組の内容については、年度によって変わることがあります。
