THAT'S 法政二!

高3選択講座リレー4 ~スポーツ学i 体操・バドミントン~

高等学校
THAT'S 法政二!

 法政二高の高校3年生は、1~2講座の「必修選択講座」を履修します。この必修選択講座は、各教員が専門性をいかして講座を開く大学のゼミのような少人数の授業です。多種多様な講座の中から、生徒が自らの興味・関心や問題意識に応じて講座を選択し、より広く深く学習することができます。今回は、保健体育科の講座として開講されている「スポーツ学i 体操・バドミントン」について紹介します。

Q.「スポーツ学i 体操・バドミントン」はどんなことを勉強する講座ですか?

 全てのスポーツ学の授業に共通している「生涯にわたって楽しくスポーツに親しむ心の育成」そして「体力の向上と確かな技術の習得」を目指します。

 「体操」では、基本的な体の使い方を学ぶと同時に、倒立や後転飛び(バク転)、トランポリンを使用して前方宙返り(前宙)などの応用技にもチャレンジしています。体操は様々な技に「挑戦する楽しさ」や一つの技を根気よく、練習を積み重ねて技が成功した時の「達成感」を味わうことができます。

 体操の授業を選択している生徒は体操部に所属している生徒だけではありません。様々なバックグラウンドがある生徒たちが集まり、互いを尊重しつつ、個々の技能を高めるために技を研究したり、アドバイスを送りあいながら、社会性を身に着けています。

Q.「スポーツ学i 体操・バドミントン」の特徴的なレポートや、取り組みについて教えてください。

 ICTを活用し、技を分析しながら授業に取り組んでいます。特に体操は「美しさ(見栄え)」を大切にする競技です。これは自分自身の動作を確認することで、自分のイメージを理想に近づけることができます。また、自分の成長を確認し、披露する場として、発表会や文化祭、体育祭でのパフォーマンスを予定しています。

 体操は様々な種目があります。生徒たちは普段の体育の授業ではあまり触れる機会の無い「ゆか、あん馬、吊り輪、鉄棒」などにも挑戦しています。

(この講座では体操、バドミントンを交互に行っています。今回の授業では体操を行いました)

 いかがでしたでしょうか?今回の「スポーツ学i 体操・バドミントン」を含め、法政二高では例年40~50 個もの必修選択講座が開かれていて、それぞれ工夫がこらされた授業が展開されています。
 今後もさまざまな選択講座について紹介していきたいと思います。
※開講される選択講座や、その内容は年度によって異なります。