THAT'S 法政二!

中1総合での学び

中学校
THAT'S 法政二!

法政二中では、2021年度から中学1年生に「総合」の授業を新設しました。この授業では、中高 6 カ年の入口の時期に、各科の授業でおこなわれている、調査・討論・発表などのいわゆる探究学習に必要な内容として「考える力」や「書く力」の基礎を身に着けられるよう、さまざまな取り組みが行われています。
ここでは、具体的な内容について紹介していきます。

入学したばかりの中学1年生は、まず図書館の使い方やPCの利用のしかたから学習することになります。授業は全て本校の65000冊の蔵書数を誇る図書館において行われ、生徒たちはこれまで意識してこなかったような本の並び方や検索の仕方、本の内容を掴んで紹介する方法などについて基礎から学びます。

2学期から3学期にかけては、発表の仕方について学びます。調査した内容を文章化したり、構成を考えたりする中で、「他者に伝える」ことを念頭におきながら原稿を書いていきます。そして、最終的には自らが検討し選んだテーマについてポスターセッションを行います。

こうした中学1年生での取り組みを通して、今後の中学、高校、大学における探究的な学習に主体的、共同的に取り組む姿勢を身に着けていきます。中1総合での学びは、さまざまな場面で基礎として生かされていくことでしょう。