韓国・西帰浦産業科学高等学校との交流事業を実施しました
本校では、国際交流活動を通じて生徒の視野を広げ、異文化理解を深める取り組みを進めています。昨年に続き、今年も夏に、韓国の学校と交流しました。今年は、韓国・済州市にある 西帰浦産業科学高等学校 の生徒とオンラインと対面で交流を行いました。
対面交流の1日目は、学校紹介と施設案内を行った後、調理室で韓国料理(キンパ=韓国風海苔巻き)、みたらしだんごを一緒に作って食べました。その後、 「在日コリアンについて」をテーマに班ごとに討論を行い、パンフレットや記事を作成しました。
対面交流の2日目は、バスに乗って、在日韓人歴史資料館を見学したあと、浅草へ向かい、班別行動(文化体験を通じたミッション活動を行いました。最後は夕食を共にして交流を締めくくりました。韓国語を学んでいる本校生徒は、実際に自分の韓国語が通じた喜びを感じ、学習意欲をさらに高めることができました。別れのときは名残惜しく、短い期間ながら深い友情を築くことができました。
この交流事業は、韓国教育部・東北亜歴史財団が推進する 「東アジア歴史交流の活性化プログラム」 の一環として実施されました。歴史や文化を共に学ぶことで、過去の対立を乗り越え、未来志向の相互理解を育むことを目的としています。国際交流は、語学力だけでなく、人と人とのつながりを大切にする心を育てます。本校では、今後も国際交流活動を積極的に推進していきます。国際交流に関心のある中学生の皆さん、ぜひ私たちと一緒に学び、体験してみませんか。



