NOW 法政二!

秦 基博さん(卒業生:1998年度卒)

インタビュー 卒業生
NOW 法政二!

TVアニメ『太陽よりも眩しい星』OPテーマ「Stellar Days」のショートムービーの制作に本校が協力させていただきました。秦基博さんの公式インスタグラムでご覧いただけます。
秦 基博 公式インスタグラム

―法政二高を受験することになったきっかけは?
家族と話し合う中で、法政二高という校名が候補として出てきて。当時、具体的な志望校は決めてなかったんですが、その中で、法政二高にいけたらいいなって思うようになったんです。僕的には結構頑張らないと入れないような学校だったんですけど、偶然入れました笑。

―入学後の学校生活はどのようなものでしたか?
僕が通っていた頃は男子校でした。1年生の仮入部の時にバスケットボール部に行ったんですけど、練習がちょっと大変で、3年間続かないだろうなぁ、と思って(笑)、夏休み前くらいに音楽部に入部しました。音楽が好きな仲間ができて、それまで自分が知っていた世界が広がっていくような感覚というか、自分が聴いてきた音楽じゃない音楽が好きな子たちもたくさんいました。そういう人たちと出会うことで、自分自身の視野を広げたりとか、色々な価値観を発見したりするような時期だったように思います。

―アーティストとして活動していこうとしたきっかけは?
高校3年生で大学への進路が決まって、卒業式後の春休みが割と自由な時間だったので、その時に友達の紹介で、横浜のライブハウスに自分のオリジナル曲で出たんです。それがきっかけですね。そこで自分の表現を聴いてもらえる喜びに目覚めて、定期的にライブハウスでライブをするようになっていきました。

―法政二高での生活が、今のご自身につながっているものとは?
自分自身のものの見方っていうのが、中学生ぐらいの頃ってまだ一つしかなくて。高校に入って、自分の中でいろんな見え方が増えて、視野が広がって、いろんな価値観があることを知ることで、じゃあ自分はその中で何が好きなんだろうと改めて考えてみたり、自分で何がやりたいんだろうってことを考えてみたりするきっかけにもなったと思います。そのような中で生み出されて好きになったものっていうのは、高校を卒業して30年経った今でもそんなに変わってない気がするんですよね。高校生って自己形成が一段進んでいくっていうか、本格的に大人になっていくその一歩目で、そこで得られたものはすごくその後の人生に影響していくものだと思います。

―音楽づくりで大切にしていることは?
自分の心がふるえるものを音楽にしていくので、自分自身の価値観とか趣味思考みたいなものっていうのは、もちろん出てくると思います。音楽を作り、歌詞を書くってことは、その物事をどう見るかっていうことで、それがすごく大切ですね。多面的に考えられるかどうか、そして、どの角度を切り取るか。そういう意味では、先ほど言ったように、法政二高でのいろんな価値観との出会いというのが、すごく活かされているとは思いますね。

―法政二高の受験を考えている方々にメッセージをお願いします。
卒業して、月日が経って、改めてじっくり、今の法政二高を訪れてみて、ここに通っている生徒さんはとても元気ですし、すごく楽しい様子でした。そんな様子から、すごく刺激的な生活をきっと送れるているんだろうなと。いろんな環境もすごく整っているし、高校生の 3 年間を過ごすのにとてもいい場所じゃないかなと思いますね。ぜひ見学に来たりとかして、学校の良さを体感していただければと思います。

―ありがとうございました。