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【中学テニス】神奈川県中学校テニス大会(団体戦) 出場報告

部活動ニュース 中学校 テニス部
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 7月26日(土)、神奈川県中学校テニス大会(団体戦)が実施され、中学テニス部が男女それぞれ出場しました。これは6月末に行われた合同北ブロック大会を勝ち抜いたことによる県大会への挑戦と、関東大会進出をかけた戦いです。

男子団体《神奈川県4位》

 男子は富岡西公園にて、初戦で中央大学附属横浜中と対戦。接戦の末、3-2で勝利。続く2回戦の桐蔭学園中との試合も3-2で制し、準決勝へ進出しました。いずれの試合も簡単に勝てるチームではありませんでしたが、選手1人ひとりの粘り強さと応援の熱意が力を引き出しました。

 翌27日(日)、谷本公園で行われた準決勝では、全国制覇の実績を持つ慶應湘南藤沢中に挑みましたが、0-3で敗戦。3位決定戦では慶應普通部と対戦し、1-3で惜しくも敗れ、関東大会進出にはあと一歩届きませんでした。厳しい試合展開を強いられる中でも、選手たちが最後の1ポイントまで全力を尽くしていた姿が印象的で、会場には女子部員も応援に駆けつけ、選手・サポーター・応援・顧問・コーチ・保護者の一体感があふれていました。足立・武田ペアの試合では、個人戦ダブルス県8位の実力を存分に発揮し、サービスエースや巧みなラリー、ペアのコンビネーションで会場を沸かせるシーンもありました。

女子団体《神奈川県ベスト8》

 女子は、富士見公園で釜利谷中と初戦を戦い、3-2で勝利。2回戦では関東を目指す上でどうしても勝ちたい桐蔭学園中と対戦しましたが、惜しくも2-3で敗れ、県ベスト8という結果になりました。

 本校の共学化により女子部員が加わってから、団体戦で県大会に出場すること自体が大きな挑戦でした。今年のチームはその壁を乗り越え、練習はもちろん、戦術やペアリングの研究にまで尽力し、ここまで勝ち進んできました。試合後、選手たちは悔し涙を流しながらも、仲間とともに戦い切った誇りを胸に次のステージを見据えています

【部長(大野)より】

 これまで私は、関東大会出場を目指して頑張ってきました。団体戦は個々の技術だけでなく、チームワークがないと勝ち上がることができないので、部活だけでなく、部活がない日も集まれるメンバーで練習をしたり、オーダーを考えてきました。 残念ながら県大会ベスト8という形で終わってしまいましたが、ここまで頑張ってきた過程には自信を持てますし、できることは全てやったので、悔しさは残りますが後悔はないです。翌日、同じように関東を目指していた男子の応援に行き、頑張っている姿を見て勇気を貰えました。 この3年間のテニスを通して、先輩やスクールで頑張っている友達など、さまざまな繋がりができたことは、私にとってかけがえのないものになりました。

【副部長(足立)より】

 今回の試合は、僕が3年生として出る大きな試合でとても緊張していました。今までの試合は、先輩たちの存在や活躍がチームをまとめる大きな力となり、僕たちは支えられ続けてきました。今回の試合ではその先輩たちと同じ立場となり、みんなをまとめ、引っ張る気持ちで試合に臨みました。結果は昨年には及ばず、関東決めで敗れてしまいましたが、僕の見ていた先輩たちの像に少しだけ近づけた気がしました。僕たち3年生が大切にしてきたことを、これからも法政二中テニス部の後輩達が引き継ぎ、より良いチームをつくっていってほしいと思いました。

 

 目指してきた関東大会進出はなりませんでしたが、ここまで築いてきた経験と想いは、1・2年生へとしっかり受け継がれていくことでしょう。8月には合宿や新人戦(個人戦)も控えています。さらなる高みを目指し、チーム一丸となって歩み続けます!