南関東大会報告 個人10種目・リレー3種目インターハイ進出！男子総合32点5位•女子総合56点4位～北海道インターハイへの道④～

【1日目報告】
　大会初日は、梅雨の晴れ間となりましたが、気温が高く風も強い中での大会となりました。
　男子では、先陣となった400mの菊田響生⑵君が決勝で47″25の自己最高記録を更新して見事第2位🥈入賞を果たして去年に引き続きインターハイを決めることが出来ました🎉
菊田君が決勝でマークした47″25という記録は、法施二高記録（47″40）を35年振り更新するとともに今年度の全国高校ランキング4位（1•2年生では1位）という素晴らしい結果となりました。
　また走幅跳では、同じく2年生の上河内理来⑵君が強風が吹き荒れる難しいコンディションの中で、1本目から7mを越える跳躍をして、第5位入賞を果たし、インターハイを決めること出来ました🎉
インターハイでは、更なる活躍が期待されます‼️
　女子では、走高跳で神奈川県総体を制した中村菜結⑵さんが1m67の自己最高記録をマークして、見事優勝🏅を果たすことが出来ました。また同じく走高跳でガードナ・レイチェル麻由さんも1m64という安定した跳躍をして、1年生ながら第3位🥉に食い込むことができ、中村さんと共にインターハイ出場を決めることが出来ました🎊
【2日目報告】
　気温も33度まで上がり、日陰でも汗ばむ陽気となりましたが、2日目も気温に負けぬ熱戦を繰り広げました。
　男子では、400mHで神奈川県総体を制した水野航太⑶君が出場しました。予選から積極的なレースをして着順で決勝進出を決めると、迎えた決勝では力が拮抗した中でのレースとなりましたが、最後まで粘りの走りをして見事第5位入賞を果たし、インターハイ進出を決めることが出来ました🎉
　女子では、昨日（1日目）の4✖️100mR予選で見事1位通過を決めたオーダー（及川理子⑶−石井美有⑶−石井香奈⑶−中山苺⑶）のままで決勝に臨みました。
　前半から積極的に飛ばして行き、最後アンカーの中山さんが粘りの力走をみせ、今季のチームベストの46″40をマークして見事第3位🥉入賞を果たし、インターハイ進出を決めることが出来ました🎉
　しかしこちらは女子のリレーでの関東初優勝を狙っていただけに悔しさが残る結果となったので、インターハイで45秒台を目指して頑張ってまいります。
【3日目報告】
​　​​​​​​日曜日ということもあり、多くの保護者の皆様に現地まで足を運んで頂きまして、心より感謝申し上げます。有難うございました。3日目は、インターハイを決めた種目もありましたが、涙を飲む人が多かった結果となりました。
　男子では、800mに浅沼盤⑵君が出場しました。予選から積極的に走り、自己最高記録をマークしての2位と着順での決勝を決めると、迎えた決勝ではスローペースからの急激なペースアップに着いて行くことが出来ず、7位でインターハイを逃す結果となりました。
　また走高跳に出場した立野裕馬⑶君は、最初の高さの1m90を1回目で跳ぶことが出来ましたが、次の高さの1m95を3回目で跳び、1m98を跳ぶことが出来ず、試技数の差で7位となり、浅沼君と同じくあと1歩でインターハイを逃す結果となりました。
　女子では、200mに石井美有⑶さんと石川香奈⑶の2名が出場しました。
　美有さんは予選を2着で通過し、香奈さんは3着でタイムでの予選通過となりました。迎えた決勝では2人とも前半から積極的な走りをしましたが、残念ながらあと1歩届かず、美有さんが7位と香奈さんが8位という結果になりました。
　800mでは、先日のU20日本選手権で第2位入賞を果たした、田村遥香⑵さんが出場しました。
　予選から積極的にレースを引っ張り、組1位•全体の1位で予選を通過すると、迎えた決勝では終始先頭集団でレースを進め、ラスト150mで得意のスパートで相手選手を抜き去り見事2年生ながら優勝🏅を果たし、インターハイ出場を決めることが出来ました🎊
　投擲では、ハンマー投に下山とわ⑶さんが出場しました。下山さんは去年8位でインターハイを逃しており、また2日目の円盤投で第8位に終わってしまった同じ投擲ブロックの大槻南奈⑶の思いを背負って臨みました。
　1投目から、自己ベストに近い44m越えるスローをして、その後も安定して43m前後を投げ、4投目にはセカンドベストの44m39をマークして見事2位🥈入賞を果たし、去年のリベンジとインターハイ出場を決めることが出来ました‼️北海道でもビッグスローに期待されます‼️
【4日目報告】
​　​​4日目は、男子では、昨日の予選を通過した4✖️400mRの決勝に青木康太⑴ 君−菊田響生⑵君−重泉祐斗⑵君−中玉利智也⑶君のオーダーで出場しました。
　南関東のマイルリレーは、毎年全国屈指のレベルであり、中玉利君以外は下級生というオーダーで臨みました。
　1走の青木君は得意の後半の粘りの走りで上位で持ってくると、2走でエースの菊田君と3走の重泉君で先頭争いまで持ち込み、アンカーの中玉利君の力走で4位食い込み、インターハイ出場を決めることが出来ました🎊
　また三段跳では、神奈川県総体を制した金成悠司⑶君と羽咋遼人⑵君が出場しました。金成君は1回目から14m越えるの跳躍をして、上位に食い込むと、その後も安定して14mを越える跳躍をして、見事第2位🥈入賞を果たすことが出来ました。
　女子では、先日のU20日本選手権で100mHで第6位入賞を果たした、及川理子⑶さんが出場しました。
　及川さんは予選から他を圧倒する走りで組1位で通過すると、準決勝では追い風参考（＋2.1）ながら、神奈川県高校記録（大谷すみれさん/21年13″69）を上回る13″60をマークして会場を沸かせました。迎えた決勝では、一転向かい風3.0mという悪条件の中、14″04をマークして見事優勝🏅を果たすことが出来ました👏
　また男子同様、昨日の予選を通過した4✖️400mRの決勝に石井香奈⑶ さん−石井美有⑶さん−中山苺⑶さん−平本亜実⑵さんのオーダーで出場しました。個人種目での疲労が残る中、1走の香奈さんが積極的な走りをすると、2走の美有さん、3走の中山さんの力走で先頭争いを演じました。アンカーの平本さんも自己ベストのラップで走り抜き、見事第5位でインターハイの切符を勝ち取りました🎊
　昨日前半戦となった七種競技のガードナ・レイチェル麻由⑴さんは、2日目はやり投と800mで自己ベストを更新して、第4位入賞を果たしました‼️
　七種競技は第3位までがインターハイとなるため、順位では出場出来ませんでしたが、各11地区（ブロック）での4位〜6位の全国上位5名迄がインターハイの出場権を得られるルール（※通称：ワイルドカード）があるため、全国上位1位として、インターハイ出場を決めることが出来ました🎊

【全体総括】
　多くの選手が活躍してくれた一方で、7位や8位の選手や、あと少しで決勝進出だったりと、県総体に比べて悔しさを感じることが多かった大会となりました。
　その中でも、今大会の学校対抗の部で、男子総合5位•女子総合4位を果たすことが出来たのは、出場した選手の頑張りは勿論ですが、応援やサポートに回ってくれた仲間、また保護者の皆さまの支えがあったからこそだと思います。
　4日間沢山の応援有難うございました。
　これからも感謝の気持ちを忘れずに、8月より始まるインターハイでは、部員全員の思いを背負って、全力で頑張ってまいりたいと思います。
　引き続き、応援宜しくお願いします。