高校3年3学期

社会学部クラス

高校3年3学期

 社会学部クラスでは、社会学部の3つの学科(社会政策科・社会・メディア社会)の特徴をふまえつつ、さまざまな社会課題にアプローチしています。自分自身の問題意識を大切に「社会課題」を発見し、自ら「問い」をたてて現状を分析し、課題解決にむけた提言を行うことを基本にしています。「子どもの貧困」や「地域社会と大型SC」など、班ごとに身近なテーマを立てて、日々プレゼンの構成を検討しています。
  クラス全体としては、様々な社会課題の発見に繋がる活動をおこなう予定です。具体的には、大量生産・大量消費社会を見つめ直す映画『今すぐ購入』の鑑賞や、それに関する自分自身の消費行動の振り返り、「多文化共生」や「国際協力」を学ぶために東京ジャーミイやJICA地球ひろばなどのフィールドワークを予定しています。
  各自の自主性をもとに「大学での学び」に繋がるような取り組みを目指します。

2025年度 社会学部クラスの取り組み

取り組み その1

 社会学部クラスは15のグループに分かれ、それぞれの興味関心に合わせたテーマの探究を続けています。家族や子ども、学校や教育、地域社会と経済、障がい者福祉、ネット社会やAIなど、身近なテーマからそこに隠れた社会課題を見つけ、自分たちなりの解決策や政策提言の案を出し合って研究を深めています。
 先日おこなわれた中間報告会では、現時点までの進捗と今後の展望の報告を全グループが発表しました。発表することで研究の粗さが見えた班も多くあるようで、方向転換をしながら新たな切り口を模索しています。仲間から暖かいアドバイスをもらい、今後の研究に活かしていってもらいたいものです。

 社会人一年目の社会学部の卒業生や、脳性麻痺の研究者の方の講演会も実施しました。幅広いテーマに興味を持ち、複合的に考えを深めていけるのが社会学の魅力の一つですので、いつか研究の種に繋がるときがくるのではないでしょうか。

取り組み その2

 多文化共生社会を考えるために、JICA地球ひろば(市ヶ谷)と東京ジャーミイ(代々木上原)でのフィールドワークをおこないました。JICA地球ひろばでは、青年海外協力隊に参加された方の話を聞いたり、世界規模の社会問題を楽しみながら学んだりと、視野を世界に広げて様々なことを学び、考えました。東京ジャーミイでは、日本人ムスリムの下山さんのご案内のもとで、イスラム教についての理解を深めました。日本で正しくイスラム教が理解されるために活用している下山さんの情熱的なお話とその生きざまは、生徒の心に深く響いたようです。併設のハラルマーケットでの買い物も楽しめました。

JICA

東京ジャーミイ

JICA

東京ジャーミイ

 一月末には社会学部の教授や多摩キャンパスの学生のご協力のもと、多摩キャンパスツアーを実施しました。教授の講義のあとに学生から徒歩やバスで多摩キャンパスの案内を受け、希望者は食堂での食事を体験しました。広大な自然の中にあるキャンパスの楽しみ方を先輩方から伝授してもらい、これからの大学生活のビジョンが少し具体的になったのではないでしょうか。