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輝く法政卒業生たち №22

2015.02.02 TOPICS

卒業生 後藤健二さんに哀悼の意を表します


 中東地域で人質として拘束されていたフリージャーナリストの後藤健二さんが、残念ながら、殺害されたのではないかと報道されています。

 後藤健二さんは、1986年に本校を卒業し、法政大学に進んだのち、ジャーナリストとして活躍していました。特に、紛争地域で苦しむ子どもの実情などを取材し、世界に発信していました。

 事件が報じられて以降、本校教職員は、多くの同窓生とともに、後藤さんが無事戻ってくることを強く願っておりましたが、このような結果となったことに、深い悲しみと憤りを禁じ得ません。

 ご家族の無念さを思い、心からお悔やみ申し上げます。

 本校は、学校づくりに際し、社会で活躍する多くの卒業生の姿から学び、本校の教育を検証する営みを行ってまいりました。今回の事件に際し、あらためて、後藤さんが危険な戦地に赴いてまで世界に伝えようとした思いから学ぶべきであると考えております。

 本校は、「自由と進歩」の学風をもつ法政大学の付属校として、「平和で民主的な国家および社会の形成者を育成する」ことを教育理念に掲げております。世界には簡単には解決できない問題がさまざまありますが、人々が自由に意見を述べ合い、考えや立場の違いを尊重しあいながら、あくまで非暴力的な手段で解決をはかっていく社会の実現にむけ、少しずつでも人類は進歩してきたとの考えに基づくものです。ひとりの卒業生の死を契機にその営みが道半ばであるという事をあらためて認識させられることとなりました。この現実から目をそらすことなく、平和で民主的な社会の実現にささやかでも貢献できる人物へと成長できる「学び」を生徒と共につくっていきたいと考えております。

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