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輝く卒業生たち №21

2015.01.21 TOPICS

「輝く法政卒業生たち」では、本校・法政大学を卒業し、社会で活躍する先輩方へのインタビューを連載しています。法政二中高の教育が目指すことは、中高で学び培ったことや様々な人とのつながりを大学、そしてその先の社会で生かせる教育づくりです。
「二中高力」「法政のチカラ」を卒業生の一人一人が体現してくれています。このシリーズではそのような卒業生を順次紹介させていただいています。第21回は、法政二高を経て、早稲田大学を卒業された岸部敬さんに「母校での学びと現在の仕事との結びつき」を語っていただきました。

岸部 敬(きしべ たかし)さん
2004年3月 横浜市立中田中学校 卒業
2007年3月 法政大学第二高等学校 卒業
2011年3月 早稲田大学スポーツ科学部 卒業
2011年4月 横浜市消防局 入局

どんなお仕事をされているのですか。またお仕事の魅力を教えてください。
横浜市で消防士をしています。そのなかでも救助業務を中心に取り組んでいます。消防の活動部隊のなかでも、火災建物内の人命検索や、交通事故や列車事故等の高エネルギー事故での要救助者の救出活動、さらには東日本大震災や伊豆大島への台風の直撃等、大規模な自然災害が発災した地域への派遣・援助活動など、人命救助の最前線で活動しています。
我々消防の仕事は「備えること」です。守るべき市民の皆さまの「想定外に起きた出来事」から命や財産を守るべき最後の砦です。なので、その市民の皆様にとっての「想定外」が私たち消防にとって「想定内」でなければならず、私たちにとっても「想定外」であれば守るべき命や財産が失われてしまいます。日常での「想定外」を出来るだけ排除し、守るべきそれぞれの安全を保障するため、毎日厳しい訓練や体力向上に励んでいます。言葉にするのは簡単ですが、想定外を排除することは容易なことではなく、自らの命が危険にさらされたり、自分の限界との戦いにも打ち勝たなければなりませんが、それ以上に共に活動する仲間への思いやりや信頼する・される大切さに気づいたり、この当たり前にある日常生活への感謝の気持ちが増す、責任感ややりがいに溢れる誇り高い仕事であると思っています。

どのような高校生(中高生)でしたか。また、学校生活が自分の職業や将来を決めるきっかけ(つながり)になったことを教えてください。
本当に濃密な時間を過ごした三年間でした。ハンドボール部に所属していたので、部活動中心の日々でしたが、勉強面では毎日の限られた時間の中で授業の予習復習をしたり、文化祭や体育祭などはクラスで一丸となって熱く取り組んでいたのを覚えています。特に部活動は、中学校で大した成績を残せなかった私が当時から全国区だったハンドボール部の練習についていくのはとても大変で、毎日くたくたになって帰っていました。最終学年では主将を任され、より練習にハードに取り組むようになりましたが、それでも全国制覇という目標に向けて、先輩・同級生・後輩と一緒に本気で練習していたあの日々は、つらくも充実した日々でした。今思えば定めた目標を達成するために全力で努力する姿勢や、失敗やうまくいかないことがあっても「この失敗があったからこそ成功できた」と言えるように、前向きに取り組む気持ちが培われたのは、あのとき過ごした日々があったからだと思います。

二高生時代に印象に残っていること 一番達成感があったことはどのようなことでしたか。
特に印象に残っているのは、やはり部活動のことで、法政二高としては全国大会で2位、神奈川県選抜としては国民体育大会で優勝できたことです。全力で全国制覇という目標に取り組み、それを達成できた喜びはいまでも忘れられません。今振り返れば、あのときのチームはその目標に対して一致団結していて、試合に出るメンバーもそうでないものもチームが勝つために全力で考え行動していました。少しでも改善できるなら誰もが遠慮なく厳しく指摘し合い、それが良い緊張感とまとまりを生み、濃い練習が出来ていました。最後優勝が決まったとき、主将だった私のところにみんなが集まってきて、自分以上に泣いて喜んでくれた姿が胸に焼き付いています。そんな喜びを分かち合えた当時のメンバーには感謝の気持ちでいっぱいです。

現二中高生、これから入学してくる生徒たちへのメッセージを下さい。
自分で決めた目標に対して全力で取り組んでみてください。目標がまだわからないのであればやりたいこと、やってみたいことでも構わないと思います。それを達成するために努力する過程で、自分自身と向き合うことが出来ると思います。
私にとってはそれが部活動のハンドボールで、高校時代のおかげで大学までハンドボールを続けハンドボールを通して自分自身と向き合い選手としてだけでなく人間として成長することができました。その成長できた自分を、あえてハンドボールとはまったく違う消防士という世界で証明するために今の仕事を選びました。人の命を救うためにどこまでできるのか、その目標に全力で挑戦している日々です。
目標に向かって全力で取り組み、自分自身と向き合う。それが自分の将来やってみたい仕事や分野に繋がっていくのだと感じています。法政二中高はそんな自分自身に「挑戦」できるチャレンジングな場所です。是非濃密な学生生活を過ごしてください。

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