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輝く法政卒業生たち No.14

2013.06.14 TOPICS

「輝く法政卒業生たち」では、本校・法政大学を卒業し、社会で活躍する先輩方へのインタビューを連載しています。法政二中高の教育が目指すことは、中高で学び培ったことや様々な人とのつながりを大学、そしてその先の社会で生かせる教育づくりです。

「二中高力」「法政のチカラ」を卒業生の一人一人が体現してくれています。このシリーズではそのような卒業生を順次紹介させていただいています。第14回は、NPO法人を運営されている中塚史行さんです。

中塚史行さん

法政大学社会学部入学・卒業

NGO職員として、アフリカ・ケニアで4年間国際協力の現場に立つ

帰国後、東京品川区でNPO法人教育サポートセンターNIREを立ち上げ、現在に至る

どのようなお仕事をされているのですか。またそのお仕事の魅力を教えてください。

中塚さん) 発達障害を持つ子どもたちや、ニート・ひきこもりの若者を支援するNPO法人(特定非営利活動法人)「教育サポートセンターNIRE」の代表をしています。さまざまな困難や生きづらさを抱える子ども・若者を相手にしているので、仕事の成果として報われることは少ないのですが、こちらが予想もしないダイナミックな成長や変化と出会えると、「この仕事をやっていて良かったな」と思います。

どのような中高生でしたか。

中塚さん) 中学は地元の公立中学校に通い、高校から法政二高でしたが、先生方や時代の影響もあり、平和や社会問題についての関心が非常に強かったです。高校1年のとき、天皇が死去し、時代が「昭和」から「平成」へと変わりました。高校2年では「天安門事件」「ベルリンの壁の崩壊」、高校3年では「湾岸戦争」などなど、変化が激しい激動の時代でした。二高の先生方は、そのときどきに熱く情勢を語ってくれ、そうしたことから社会や世界へ目を向けることの大切さや、社会と自分の生き方をどう結び付けていくか等など、さまざまな角度からものの見方・考え方を学びました。

法政二高時代ではどんなことが印象に残っていますか。一番達成感があったことは何ですか。

中塚さん) 法政二高に入学してまず驚いたことが校則です。最初のホームルームで生徒手帳に書いてある「一切の暴力を否定し、民主主義を堅持する」ということを説明され、こんな校則見たことない(笑)ということで、良い意味でショックを受けました。また、テスト結果も序列化しない(順位を発表しない)ので、最初は戸惑いましたが、競争のための勉強から解放され、何のために勉強するのかということに気づかされました。受験勉強もなかったので、3年間という長い期間をフルに活用して、ゆっくりじっくり自分と向き合うことができました。それまで、学校というところは、自分を縛り付けることしかしないというイメージでしたが、法政二高は本当に自由で、安心して通うことができる場所でした。

現二中高生、あるいはこれから入学してくる生徒たちへのアドバイス(メッセージ)をお願いします。

中塚さん) 変化が激しく、不確実で不安定な時代はまだまだ続いています。ですから、将来の不安やプレッシャーは大きく、いろいろと焦ってしまうことも多いかと思います。そうした中で、自分の進路について、どうしても「大丈夫」と思われる道を選択しがちです。でも、10年先、20年先に、その「大丈夫」は本当に「大丈夫」なのかは、何の保証もないのが今の時代です。そういう意味で、これからの進路を考えるときは「少し遠回り」「ちょっと道をはずれる」くらいがちょうど良いのかなと思います。ストレートに「大学」「就職」へ進むことだけを考えるのではなく、長い人生なのですから、その合間合間に「ちょっと寄り道する」くらいのチャレンジ精神を持ってもらいたいなと思います。私の場合はいまだに「寄り道ばかり」ですが(笑)、そこで得た経験やつながりは、自分を大きく成長させ、今の仕事にも活かされています。今の自分ばかりに目を向けるだけでなく、社会や世界に目を向け、ダイナミックな人生を楽しんでもらいたいと思います。

 

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NGO職員としてケニアで働いていたとき、最初に友だちになったケニア人の子ども

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夏の合宿で中学生とミーティングをしている風景

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